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ホタルの窓  

ミヤコマドボタル

〜沖縄県宮古島

昨秋、沖縄県宮古島より、講師派遣要請がありました。招へい先は、県立宮古島高校。同校生物部では、川

端俊一先生を中心に、固有種「ミヤコマドボタル」の保全に取り組んでおられます。皆さまの熱い想いに心うた

れました。「宮古島」は、羽田から直行便で3時間。来間島、池間島、下地島等、群青色の美しい海にかこまれ

た、六つの島から成り立っています。(平均気温 23.6度、熱帯雨林気候)島では無数のホタルが光り、海は

海ホタル、空には満天の星が煌く別天地でした。

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「ミヤコマドホタル」(陸生)

 ホタル科マドボタル属で、宮古島のみに生息する固有種です。長崎県対島や朝鮮半島に分布する「アキマ

ドボタル」と祖先種を同一すると考えられ、日本列島の地史的背景を知る上で重要であると同時に、琉球列島

の生い立ちを物語るホタルの一種でもあります。環境省カテゴリでは、準絶滅危惧にランクされています。

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                          発光する成虫(オス)
     成虫(オス)AB

  オスの発光は、明滅ではなく、連続光です。地上1mほどの高さをゆっくり飛び、移動距離は約5m。メスは林縁で弱く発光しその光信号によりメスを発見したオスは、地上に降り、メスのフェロモンに誘引され交尾に入る。卵は、淡黄色球状で、直径1mm位。メスは、地表にバラバラに産み落とします。

 

 

 生息地は、主に林と林に隣接する草地で、サトウキビ等の畑地には生息していません。発生時期は、来間島では、5月、下地島では8月が最盛期で、宮古島では9月にも成虫がみられました。

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                             ミヤコマドボタルの生息環境

      幼虫dmiyakozima

    「幼虫の餌食」

宮古島の地質は、サンゴを主とする石炭岩で構成されるため、陸産貝類の種類と個体数が豊富です。「アカマイマイ」「ウラキヤマタカマイマイ」「イトカゲマイマイ」等の貝を食べています。


「まとめ」

以上、宮古島と「ミヤコマボタル」のご紹介をして参りましたが、「ミヤコマボタル」の生態に関しては、これまで殆ど

調査がされていない為、文献にも余り登場してきません。今後は、宮古高校生物部の研究により、多くの事が

解明されるものと期待しております。エコアイランドを標傍する宮古島。エコ事業の進展に併せて、貴重な「ミ

ヤコマボタル」の保全にも留意されるようねがっております。

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