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ホタルの里づくり

里 山
ホタルの里づくり
ホタルを守る活動
お庭にホタルが

ゲンジの乱舞
ゲンジの乱舞
 夏の宵、里山のあぜ道を歩くと、川岸のくさむらから一番ボタルが飛び立つ。 そして、次々と湧き出るように無数のホタルが舞いはじめる。この世のものとは思えない幻想の世界です。
 そして、ふと、まわりの水田に目を向けると、そこかしこにピカピカと光るヘイケボタルの群れを発見する。
まさに、日本の夏の原風景ですね。

 ホタルは、とても魅力的で不思議な昆虫です。ホタルは、美しい自然があってこその存在です。
ヘイケボタル

( I )
 先ず、ゲンジとヘイケの特性を知ることが大切ですね。ゲンジは流れを必要とするのに対して、ヘイケは流れを余り好みません。
ゲンジが流れから酸素を摂り入れるのに対して、ヘイケは進化の過程で流れのない水田や湿地を選んだものと考えられます。
   そして、もうひとつ重要なポイントは、食餌とする巻貝、カワニナは数種類あり、各々の生息環境が異なる為、導入の際確認(流れの有無)が必要です。
(II)
 前項「ホタルの生態とその一生」でご紹介しましたが、
ホタルの里の写真
        @飛翔、A産卵、B水中生活、C上陸(羽化)
  この内のひとつが欠けても、ホタルは成功しません。
   ホタルは生息環境が整えば、同じ場所で、@〜Cを毎年繰り返します。百聞は一見にしかずです。まず皆さまが、ホタルの生息地を訪ね、ご自分の目で確かめられることをお勧めします。
自然界から貴重なヒントが必ず得られる筈です。
(III)
再生と復活
 
対象地の調査
  過去にホタルが生息していたか
  現在どんな生物が生息しているか
  水生植物は
護岸及び川の形態、水の経路
  水質,水量,水流,水深,水底,小滝
  大雨時の増水、洪水状況
周辺環境、樹木、草の茂り具合
  上陸地と産卵地の確認
人工照明の有無と車のライト
家庭排水の有無
農薬、化学肥料及び汚染物質の有無
ポイ捨て等ゴミ問題
乱獲対策

 
水辺のメンテナンス
1.ゴミ拾い 常時心がけ、きれいな水を守りましょう。空き缶、空きビン等は、有害有機物の発生源になります
2.上陸地の手入れ 4月には幼虫が上陸します。その前に土壌を軟らかくしましょう。
3.川底の清掃 幼虫が上陸している間に川底に溜まった泥やゴミなどを除去しましょう。
4.草刈りについて 5月過ぎ、川の周辺は草に覆われますが、羽化したホタルがいます。また、飛び立った後は大切な棲家になります。
5月と6月は草刈り中止を呼びかけましょう。草刈り、枝払いをして日照を調整し、幼虫やカワニナの成育を助ける作業は、9月以降に行いましょう。



ヘイケボタルの発生は、ゲンジボタルより2〜3週間遅れになります。ご注意下さい。

 千葉にお住まいの田中さん宅前庭(4.5坪)に、ホタルのせせらぎを造りました。
工期は3日間。美観にも配慮しました。水中には珪藻がつきはじめ、カワニナが喜んでたべています。
ホタルの幼虫達も元気に育っています。夏には、きっと幻想的な光を見せてくれるでしょう
 
せせらぎづくりのスタート
水が入りました
植栽も整いました
形   態
蛇行循環(長さ6.5m)。傾斜2度
護   岸
石組み。底側面ラバーマット敷設
水   深
約10cm。水流10〜30cm/秒
水   底
川砂利、伊勢砂利、木曾石
溶存酸素源
瀧口及び堰2ヶ所
植   栽
苔類(セダム)、風知草、玉竜、
    低木(おかめ南天、ひいらぎ、青木、まさき)、
    灌木(ロウバイ)

「田中さん(69歳)のコメント」

せせらぎができて、殺風景な私の庭が様変りしました。
心癒される水の音、カワニナやメダカに餌を与える楽しみ、ホタルの幼虫達の元気な姿・・・・。
最初はあまり気の進まなかった妻も、今ではすっかり魅せられ、二人で庭へ出る楽しみの毎日です。
ご近所の方々とも、せせらぎをはさんでコミュニケーションが深まっております。
「ホタルの会」さん、ありがとうございました。今後ともご指導の程よろしくお願い致します。




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