NPOホタルの会
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ホタルの生態とその一生

はじめに   (1)飛翔(ひしょう)   (2)産卵   (3)水中生活   (4)上陸   (5)まとめ

水中生活
a) 孵化ふか
 生みつけられた卵は、1ヶ月程で黄色から黒色に変化し、いよいよ、小さな「ホタル」の誕生となります。
孵化する時、卵の中の幼虫は、体をぐるぐるまわし頭部で卵殻をつき破って出てきます
b) 幼虫
 孵化した幼虫は、うすい灰色をしており、体長は1〜1.5mmくらいです。体全体を丸めるようにして水に入ります。雨水とともに小川に流れ込んだり、よちよち歩いて川に入るのもいます。
水面に落ちた幼虫は、すぐには沈みません。円い小さな黒い点になって、無数がしばらく水面をただよっています。やがて流れに乗って、何mもそして何10mも下流の餌の豊富な場所へと移動します。しかも1ヶ所にかたまらず、無限に散らばることで過密かみつな生活環境を避ける知恵を身につけているのです。
水中に入った幼虫は、光を嫌いすぐ石の下などに隠れます。活動はもっぱら夜で、餌を求めて右往左往うおうさおうします。
ホタルの幼虫の棲息する川 ホタルの幼虫の棲息する川
 ゲンジボタル」の好きな餌はカワニナです。「ヘイケボタル」は、カワニナの他、ヒメタニシ、モノアラガイも好みます。

  「ホタル」の幼虫は、 腸外 ちょうがい 消化」という珍しい食べかたをします。まず、カワニナの頭や首すじをめがけて 大顎おおあごみつきます。カワニナは驚いて首を引っ込めますが、この行動を繰り返しながらカワニナを麻痺まひさせるような体液を吹きかけるのです。するとカワニナはぐったりとして、閉じた殻を開けてしまいます。そこへ消化液を出して体を溶かし、スープ状にして、針のような舌で吸いとるのです。
カワニナを食べる幼虫
カワニナを食べる幼虫
c) 外敵
 「ホタル」の幼虫を捕食ほしょくする外敵として、ザリガニ、オニヤンマのヤゴ、ヘビトンボの幼虫等が確認されています。しかし、幼虫の死亡確率は、環境の変化(水質の悪化等)によることの方がはるかに多いのです。
d) カワニナについて
 「ホタルはカワニナにありき」と言われているように、幼虫1に対して、25〜30と沢山のカワニナが必要です。ホタルよりも飼育が難しいとされるカワニナの増殖ぞうしょくがキーポイントになります。
カワニナは、春の彼岸ひがんから秋の彼岸まで、水温が20℃以上になると。毎日多くの稚貝を産み続けます。光と酸素、そして水質・水温次第です。

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