NPOホタルの会
NPOホタルの会へようこそ 会からのごあいさつ ホタルの生態とその一生 ホタルと日本人・蛍狩り 支部活動のご紹介
ホタルの里づくり ホタルの飼育方法特集 活動事例のご紹介 ホタルの窓 水のしらべ方
子どもたちとともに 陸生ホタルについて ホタル写真の撮り方 南の国のホタルたち 書籍とリンク集

ホタルの生態とその一生

はじめに   (1)飛翔(ひしょう)   (2)産卵   (3)水中生活   (4)上陸   (5)まとめ

a) 時間
 「ゲンジボタル」は、日没1時間後くらいから光り始め、午後7時半頃から午前4時頃まで、一夜に3回の光の舞いを見せてくれます。ピークは午後8時過ぎ、午前0時頃、そして午前3時頃です。最も活発なのは1回目で、活動する時間も長くなっています。
飛んでいるのは雄ボタル達です。草の上で待つ雌ボタルと光の交信をしながら5メートル程の高さを秒速0.5メートルくらいでゆっくり飛翔します。
一方「ヘイケボタル」は、「ゲンジボタル」のそうした団体行動とは異なり、集団で飛ぶこともなく1匹、2匹と恥ずかしそうに、控えめに飛び光っています。
b) 飛び方
ホタルの飛びかた
c) 飛翔時期
(関東の例)
  ゲンジボタル: 6月上旬〜7月上旬
  ヘイケボタル: 6月中旬〜8月上旬
ホタル前線は、4月中旬沖縄から始まり、8月下旬の北海道まで、約4ヶ月をかけて、桜前線のように日本列島を北上します。
d) からだの仕組
ゲンジボタル(別名 十文字ボタル)
ヘイケボタル(別名 一文字ボタル)
ゲンジボタル(別名 十文字ボタル) ヘイケボタル(別名 一文字ボタル)
ゲンジボタル(別名 十文字ボタル) ヘイケボタル(別名 一文字ボタル)
e) 光り方
「ゲンジボタル」 東日本型:光の間隔は4秒に1回で、ゆっくり明滅めいめつする
    西日本型:光の間隔は2秒に1回で、速く明滅する
    中 部 型:光の間隔は3.5秒に1回明滅する
  「ヘイケボタル」 光の間隔は1秒に1回くらいで、弱々しく明滅する
しかも、光りは青みがかっているので、識別しきべつできる
f) 光りのしくみ
 「ホタル」の光りが黄緑色に光る秘密は、ルシフェリンと呼ばれる発光物質です。これは発光生物に共通の物質で、ルシフェラーゼという酵素の作用によって発光が誘発ゆうはつされます。「ホタル」の光による情報交換は、発光器に送る酸素の量によって制御せいぎょされているのです。


  私たちのまわりを眺めると、生物で光るものは沢山あります。たとえば「発光きのこ」類、ナラタケ、ワサビタケ、ツキヨタケなど。これは発光菌類の仕業しわざです。動物界では、クラゲ、貝、イカ、ホタルミミズ、ゴカイ、エビ、ウミボタル、そして夜光虫などが私達になじみの発光生物です。

発光のしくみは、次の二つに分けられます。

  • 自己発光:「ホタル」のように、発光器の構造を持ち、細胞内で顆粒かりゅうが光るもの。
  • 共生発光:魚類やイカ類で、発光器は備えているが、顆粒の代わりに発光性細菌をおさめ、または寄生しているもの。
ホタルミミズ
「ホタルミミズ」
体長5cm、敵に襲われると光る
夜光虫
「夜光虫」 週刊新潮掲載 高橋勇氏撮影
海洋プランクトンの一種で、物理的刺激を受けると青白く発光する。初夏に見られる。
f) 外敵
成虫の外敵はクモ類です。飛翔時期にはクモの巣を取り払ってあげましょう。
クモの巣

はじめに   (1)飛翔(ひしょう)   (2)産卵   (3)水中生活   (4)上陸   (5)まとめ



当ホームページに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
Copyright 2007-2011 NPOホタルの会. All rights reserved. Never reproduce or republicate without written permission.